SQLite のデータ型
ここでは、 SQLite のデータ型についてご紹介します。
SQLite のデータ型について
SQLite のデータ型は、Oracle、SQL Server、MySQL などの代表的なリレーショナルデータベースマネージメントシステム(RDMBS)のようにカラムにつくのではなく、値につくような構造になっており、データ型を指定する必要はありません。
ただ、カラムのデータ型を指定して使用することもでき、その場合は代表的な RDMBS のように、挿入した値をカラムで指定したデータ型に変換してくれます。
このサイトでは、SQLite をできるだけ代表的な RDMBS と同じ方法で使っていきます。
SQLite でサポートされているデータ型
SQLite 3 でサポートされている、値のデータ型には次のものがあります。
SQLite の値のデータ型 | |
---|---|
NULL | NULL |
INTEGER | 整数 |
REAL | 浮動小数点数値 |
TEXT | 文字列 |
BLOB | BLOB データ |
そして、SQLite 3 でサポートされている、カラムに指定できるデータ型には次のものがあります。
SQLite データ型 | 他の RDMBS の対応するデータ型 | |
---|---|---|
INTEGER | INT など | 整数 |
NUMERIC | NUMERIC, DECIMAL など | 数値 |
REAL | DOUBLE, FLOAT など | 浮動小数点数値 |
TEXT | CHAR, VARCHAR など | 文字列 |
BLOB | BLOB | BLOB データ |
SQLite でサポートされていないデータ型
比較的よくつかわれるデータ型で、SQLite でサポートされていないデータ型には次のようなものがあり、変換して保持する必要があります。
データ型 | |
---|---|
BOOL/BIT | 0, 1 に変換して INTEGER として保持など。 |
DATETIME | 文字列に変換して TEXT として保持、または UNIX 時間に変換して INTEGER として保持など。 |
以上、SQLite のデータ型についてご紹介しました。