iOS アプリ - Ad Hoc 配布の方法

ここでは、Apple Developer Program のアカウントで iOS アプリを Ad Hoc 配布 (Ad Hoc distribution) する方法をご説明します。

.ipa ファイル(iOS アプリのバイナリファイル)の配布は over-the-air (インターネットでファイルをダウンロードしてインストールする方法) で行います。

iOS アプリを Ad Hoc 配布するには、有料の Apple Developer Program に登録する必要があります。詳しくは「Apple Developer Program について」をご覧ください。


それでは、Ad Hoc 配布 (Ad Hoc distribution) する方法を順を追ってご説明します。

iOS アプリ - Ad Hoc 配布とは?

iOS アプリ の Ad Hoc 配布とは、App Store を通さず、テスト用や企業内利用のために、登録済みのデバイスのみにアプリを配布する方法です。

ですので、事前にインストールしたいデバイスを登録しておく必要があり、Apple Developer Program のアカウントで登録できる数に限りがあります。

上限は、現在は iPhone 100 デバイス、iPad 100 デバイス、、のように、それぞれの種類ごと 100 デバイスずつになっています。


後ほど生成する Provisioning Profile の有効期限が 1 年、配布用の証明書の有効期限が Apple Developer Program では 1 年、Apple Developer Enterprise Program では 3 年です。

どちらかの有効期限が切れるとアプリが動かなくなるので、更新が必要になります。


Apple Developer のサイトや Xcode の UI は変わっていくかもしれませんが、基本的な手順は変わらないと思います。ご参考になれば幸いです。

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