Swift の演算子

プログラミングで「演算子」というのは、演算を表す記号のことです。

「演算」というのは、足し算、引き算、掛け算、割り算などの他に、値を比較したり、論理式を評価したり、というような計算処理のことです。

ここでは 基本的な Swift の演算子についてご説明します。

Swift の算術演算子

算術演算子は数学と似ているので感覚的にわかりやすい演算子です。

例えば a と b という変数を足し算したい時には、 + 演算子を使って a + b のように書きます。

Swift のよく使われる算術演算子には次のようなものがあります。

演算子演算
+加算a + b
-減算a - b
*乗算a * b
/除算a / b
%剰余a % b

% の「剰余」は、割り算をした結果の余りを返します。

例えば、13 を 5 で割ると余りは 3 なので、以下のように 3 が返ります。

let a = 13
let b = 5

print(a % b)

Swift の演算子 1


Swift の比較演算子

比較演算子はその左右の値を比較し、結果を true(真)または false(偽)で返します。

Swift の代表的な比較演算子には次のようなものがあります。

演算子意味
==a == ba と b が等しい
!=a != ba と b が等しくない
<a < ba が b よりも小さい
>a > ba が b よりも大きい
<=a <= ba が b よりも小さいか等しい
>=a >= ba が b よりも大きいか等しい
===a === ba と b のインスタンスが同じ参照をポイントしている
!==a !== ba と b のインスタンスが同じ参照をポイントしていない
let a = 5
let b = 6

print(a == b)
print(a < b)

Swift の演算子 2

Swift の代入演算子

今まで、変数に値を代入するのに value1 = "ABC" のように書いてきましたが、この = は代入演算子のひとつです。

= の「右側の値を左側に変数に代入する」という意味の演算子です。


Swift のよく使われる代入演算子には次のようなものがあります。

演算子意味
=a = 2a = 2
+=a += 2a = a + 2
-=a -= 2a = a - 2
*=a *= 2a = a * 2
/=a /= 2a = a / 2
%=a %= 2a = a % 2
var a = 1

a += 5  // 1 + 5 -> 6
a -= 4  // 6 - 4 -> 2
a *= 10 // 2 * 10 -> 20
a /= 4  // 20 / 4 -> 5
a %= 3  // 5 % 3 -> 2

Swift の演算子 3


Swift の論理演算子

論理演算子は 2 つの true(真)/ false(偽)の結果を合わせて評価したいような時に役立ちます。

Swift の論理演算子には次のようなものがあります。

演算子意味
&&a == b && a < 5両方 true の時のみ true を返す
||a == b || a < 5片方が true であれば true を返す
!!(a == b)括弧の中が true であれば false、
false であれば true を返す

例えば、「a と b が等しくて、かつ、a が 5 より小さい」というような判断をしたい時は、&& という論理演算子をつかって次の 4 行目のように書くことができます。

let a = 6
let b = 6

print(a == b && a < 5)
print(a == b || a < 5)

4 行目は && 演算子をつかっていて、a == b は true ですが、a < 5 は false なので、全体の評価結果は false になります。

5 行目は || 演算子をつかっていて、a == b が true なので、a < 5 の結果にかかわらず、全体の評価結果は true になります。

Swift の演算子 4


Swift の範囲演算子

Swift には範囲を指定する時に便利な、次のような範囲演算子があります。

演算子意味
a...b1...101 から 10 まで
a..<b1..<101 から 9 まで
a...1...1 から残り全部
...b...10一番最初から 10 まで
..<b..<10一番最初から 9 まで

これらの範囲演算子は for 文などでよく使われます。


以上、Swift のよく使われる演算子についてご説明しました。

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