iOS アプリ - TestFlight 配布の方法

ここでは、Apple Developer Program のアカウントで iOS アプリを TestFlight を使ってテスト用に配布する方法をご説明します。

iOS アプリを TestFlight で配布するには、有料の Apple Developer Program に登録する必要があります。詳しくは「Apple Developer Program について」をご覧ください。


それでは、iOS アプリを TestFlight で配布する方法を順を追ってご説明します。

目次
  1. TestFlight とは？
  2. iOS の App Store 配布用の証明書を生成する
    1. Mac で CSR (Certificate Signing Request) を生成する
    2. App Store 配布用の証明書 (distribution certificate) を生成する
    3. Mac に App Store 配布用の証明書をインストールする
  3. iOS アプリの App ID を生成する
    1. Xcode で Bundle Identifier を設定する
    2. Apple Developer で iOS アプリの App ID を生成する
  4. App Store 配布用の Provisioning Profile を生成する
  5. Xcode で App Store 配布用 Provisioning Profile を設定する
  6. App Store Connect にアプリを追加する
  7. Xcode で iOS アプリを App Store Connect にアップロードする方法
  8. iOS アプリを TestFlight で配布してテストをする
    1. TestFlight の内部テスターと外部テスターについて
    2. App Store Connect の Users and Access ででテスターを追加する
    3. App Store Connect の TestFlight で内部テスターを登録する
    4. TestFlight を iOS デバイスにインストールしてテストする

TestFlight とは？

TestFlight とは、ベータテスト用の iOS アプリを iOS の端末にインストールして、テストを行うための Apple のアプリです。

TestFlight で iOS アプリを配信するためにには、Apple Developer Program のアカウントが必要になります。


iOS アプリのディベロッパーは、開発した iOS アプリを App Store にアップロードして、テスターを設定します。

テスターは、TestFlight を App Store からダウンロードしてインストールし、TestFlight のアプリからテストするアプリをインストールします。

TestFlight でクラッシュレポートを確認したり、テスターからのフィードバックを受けることもできます。


iOS のアプリの有効期限は App Store にアプリをアップロードしてから 90 日間です。

他の配布方法と比べると、比較的簡単に配布できるので、特に開発が完了していない段階で確認してもらいたい時などに便利です。

内部テスターへの配布は審査は不要ですが、外部テスターへの配布したい時は審査が必要になります。


Apple Developer のサイトや Xcode の UI は変わっていくかもしれませんが、基本的な手順は変わらないと思いますので、ご参考になれば幸いです。

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