Swift の Array(配列)- 要素数と値の出現位置
ここでは Swift の Array(配列)の要素数と値の出現位置を取得する方法などについてご説明します。
count プロパティで Array(配列)の要素の数を取得する
Swift の Array(配列)の中の要素の数を取得したい時には Array の count プロパティを使います。
let names = ["Tanaka", "Suzuki", "Sato", "Yamada"]
print(names.count)
実行結果は次のようになり、4つの要素があるので 4 と出力されています。
4
isEmpty プロパティで Array(配列)が空かどうか確認する
Swift で Array(配列)の要素が空っぽかどうかを確認するには、isEmpty プロパティが使えます。
var names = ["Tanaka", "Suzuki", "Sato", "Yamada"]
print(names.isEmpty)
names.removeAll()
print(names.isEmpty)
実行結果です。removeAll() メソッドで、配列を空っぽにすると names.isEmpty が true になりました。
false
true
firstIndex()・lastIndex() メソッドで値が出現する位置を取得する
Swift で Array(配列)の中で指定した値が最初に出現するインデックスを取得するには、firstIndex() メソッドが使えます。
指定した値が存在しない時は nil が返ります。
例えば、次のような names 配列の中で "Sato" や "Yamamoto" の最初の出現位置のインデックスを取得したい時は次のようにできます。
?? を使って nil の時のデフォルト値に "Not Found" を指定しています。
let names = ["Tanaka", "Suzuki", "Sato", "Yamada", "Sato"]
print(names.firstIndex(of: "Sato") ?? "Not Found")
print(names.firstIndex(of: "Yamamoto") ?? "Not Found")
実行結果は次のようになり、Sato が最初に出現するインデックスは 2 で、Yamamoto は存在しないので Not Found が出力されます。
2
Not Found
同じような感じで、Array(配列)の中で指定した値が最後に出現するインデックスを取得するには、lastIndex() メソッドが使えます。
let names = ["Tanaka", "Suzuki", "Sato", "Yamada", "Sato"]
print(names.lastIndex(of: "Sato") ?? "Not Found")
print(names.lastIndex(of: "Yamamoto") ?? "Not Found")
実行結果は次のようになり、Sato が最後に出現するインデックスは 4 で、Yamamoto は存在しないので Not Found が出力されます。
4
Not Found
contains() で Array(配列)に指定した要素が存在するか確認する
Swift で Array(配列)に指定した要素が存在するかどうか確認するには contains() メソッドが使えます。
例えば、names 配列に、Sato と Yamamoto が存在する確認するには次のようにできます。
let names = ["Tanaka", "Suzuki", "Sato", "Yamada", "Sato"]
print(names.contains("Sato"))
print(names.contains("Yamamoto"))
実行結果は次のようになり、Sato は存在するので true、Yamamoto は存在しないので false が返っています。
true
false
以上、Swift の Array(配列)の要素数と値の出現位置を取得する方法などについてご説明しました。