Xcode で Build Configuration を追加する方法

システム開発をしていると、プログラムを QA 環境や本番環境にデプロイする際に、環境に応じて違う設定を使いたいことがあるかと思います。

ここでは、Xcode で環境ごとの設定をするために Build Configuration を追加する方法をご説明します。

Xcode で Build Configuration を追加する

Build configuration とは、Xcode でビルドの時に使われる設定をひとまとめにしたものです。

Xcode で新規プロジェクトを作ると、デフォルトで Debug と Release の configuration が生成されます。

Xcode でプロジェクトを開き、左側のナビゲーターエリアの上のプロジェクト名をクリックし、PROJECT のプロジェクト名をクリックし、Info タブの Configurations で確認できます。

開発、QA、本番環境用に、それぞれ Debug と Release の configuration を作ります。

Configurations の箇所で + ボタンをクリックし、[Duplicate "Debug" Configuration] を選択します。

行が 1 行挿入されるので、Name を QA Debug に変更します。

再度、Configurations の箇所で + ボタンをクリックし、次は [Duplicate "Release" Configuration] を選択します。

行が挿入されるので、Name を QA Release に変更します。

同じ要領で、Production の Debug と Release の configuration を追加します。

そして元からあった Debug と Release の名前を Development Debug と Development Release に変更します。

これで、開発 (Development)、QA、本番 (Production) 環境用に、それぞれ Debug と Release の configuration ができました。

以上、Xcode で環境ごとの設定をするために Build Configuration を追加する方法をご説明しました。